キッチンリフォームをすると設備が新しくなり、日常の家事がもっと楽しくなります。それだけでなく、動線などの機能性にこだわればより使いやすいキッチンにレベルアップできます。この記事では、キッチンリフォームで重要視したいポイントや、費用の相場をご紹介しますので、参考にしてください。
キッチンリフォームの費用の相場は?
キッチンリフォームは、予算によってリフォーム内容の規模が異なります。それぞれの予算でできるリフォーム内容の相場を表にまとめましたので、ご覧ください。
費用 | 内容 |
---|---|
50万円未満 | コンロ・レンジフードなど部分的な交換 ミニキッチンの交換 |
50万〜150万円 | レイアウトを変えない全体交換(I型からI型へなど) |
50万〜200万円 | レイアウトを変える全体交換 |
150万〜300万円 | 配管工事を要する場合、特注品や高級部品を使用する場合など |
キッチンリフォームで何が変わる?
キッチンリフォームで変わる主な内容は、以下の3つです。
● キッチン設備の交換
● 内装リフォーム
● レイアウトの変更
キッチン設備の交換
キッチン設備の交換は、大枠となるキッチン設備を交換するリフォームです。老朽化したキッチン設備を新しくするだけでなく、機能面にこだわって選べます。たとえば、スライドタイプのキャビネットや除菌加工済みの素材など、叶えたい要望によって、設備の選択ができます。
内装リフォーム
壁紙や床など、キッチンの内装部分も、同時にリフォームができます。キッチン設備と合わせた色を選べば、統一性のあるデザインコーディネートができ、リフォーム後は、キッチン全体が一新した印象になります。
レイアウトの変更
レイアウトの変更は、壁付けのキッチンを対面型にするなど、レイアウトを変更するリフォームです。レイアウトを変えると導線が変わるため、家事効率が格段に上がる場合があります。大がかりな工事となるため、工期や費用は多くかかります。
キッチンリフォームで決める大まかな要素は2つ
「キッチンリフォームといっても、何をしたらいいのかわからない」という方もいるでしょう。ここでは、大まかに決めておくべき要素2つをご説明します。
● 間取り
● 設備のレイアウト
間取り
キッチンの間取りには、主に以下の3タイプがあります。
● 独立型
● 複合ダイニング型
● 複合リビングダイニング型
独立型
独立型は、キッチンが独立して仕切られたタイプです。ほかの部屋に煙や臭いが移る心配がない点がメリットですが、解放感が少なく、配膳がしづらい面もあります。
複合ダイニング型
複合ダイニング型は、キッチンと食事スペースのダイニングがひとつになったタイプです。キッチンからすぐにテーブルに配膳できる一方、食事中もキッチンが丸見えである面があります。
複合リビングダイニング型
複合リビングダイニング型は、キッチンとダイニング、リビングがすべてひとつにつながった間取りです。開放感があり、家族とのコミュニケーションが取りやすい特徴があります。一方で、煙や臭いが気になる点はデメリットです。
設備のレイアウト
キッチン設備のレイアウトは、主に以下の3種類があります。
● I型
● L型
● フラット対面型
I型
I型は、シンクと調理機器が壁の一面に並ぶタイプのレイアウトです。平行移動だけで調理ができるシンプルさがメリットです。
L型
L型は、コーナーを挟んでL字型にシンクと調理機器が並ぶタイプです。1角を利用するので、調理スペースが広い点が特徴です。
対面型
対面型は、シンクとコンロカウンター両方が対面式のタイプと、シンクだけが対面、コンロは壁側のセパレートタイプの2種類があります。どちらも、家族やゲストと会話をしながら調理できる点がメリットです。
使いやすいキッチンのポイント
せっかくキッチンリフォームをするなら、今よりも使いやすいキッチンにグレードアップしたいものです。使いやすいキッチンにするために必須となるポイントは、以下の3つです。
● 導線
● 収納
● カウンターの高さ
キッチンの理想的な導線は、冷蔵庫とシンク、調理機器の距離が遠すぎず近すぎない状態です。さらに、よく使うものが手の届く範囲に収納できるスペースも必要です。また、よくキッチンを使う人の身長に応じたカウンターの高さの設定も、調理時の快適さをアップする要素となります。
キッチンリフォームをする時のリフォーム会社の選び方
キッチンリフォームを成功させるためには、リフォーム会社選びも大切です。とくにキッチンリフォームの場合は、水回りのリフォームを得意とする会社を探すのがオススメです。リフォーム会社に依頼する際には、以下の点に注目しましょう。
● 地域で信頼を得ている会社か
● リフォーム実績が多くあるか
● 打ち合わせが丁寧か
● 見積もりが明確か
まとめ
キッチンリフォームのポイントは、まず間取りや設備のレイアウトなど、変えたい部分の大枠を決めておくことです。その家庭ごとに日常のキッチンの使用状況は異なるため、家族によって使いやすい動線や収納、大きさのものを選択できます。
ワサイ・コーポレーションは、職人直営の地域密着型専門店です。キッチンなどの水回りも含め、どこに相談すればいいかわからない小さなお悩みにもお答えしております。キッチンリフォームをご検討でしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。